| 英 語 学 習 |
| 中級者の勉強 |
| さて初級クラスで3ヶ月も学んでくるとほとんどの人が中級クラスに上がります。最初から英語の基礎力のある人ならもう2ヶ月目から中級クラスでという場合もあります。反対に3ヶ月も4ヶ月も初級クラスのままという人は、余程サボっているか英語にまったく向いていない人だと思います。 中級になると教室での英語はだいたい理解できるし、自分の言いたいことも何とか工夫して伝えられるようになります。工夫ができるようになるということが大きな進歩だと思います。文を自分でこしらえるときにも、いろいろと違った言いまわしを考えるのです。そして話すときには、いつも同じ言いかたではなくて別の言いかたも使ってみるのです。 中級者では、日本語で文を作ってから英語に訳して話す人がまだ多いと思います。学校で使ってやろうと一生懸命考えてきた文を教室でイザと言うときに、その文の一つの語句が思い出せなくて言えなくなってしまったという経験をした人もいるのではないでしょうか。一つの語句を忘れても別の語句で、または別の言い方で文を作れるように訓練しましょう。 もうずいぶん前のことですが、私が留学していたときのこと、よく「In other words」(言い換えれば)といって別の単語や言い方を説明してくれる先生がいました。ああそんな言い方があるんだ、そうかそう置き換えてもいいんだ、と勉強になった記憶があります。英語には同義語がたくさんあります。またイディオムもよく使います。それらを覚えて使えるようになれば上級への道は近くなります。 さて中級のクラスに入るとヨーロッパから来た学生も混じっています。中には、「何でこのクラスに入っているの?英語ペラペラじゃん。」なんて思う人もいます。たまに聞いたこともない単語も使うので、「へえー、よく知ってるなー。」と感心してしまいます。そんな人に圧倒されて日本人はますますシーンとなります。こんどその人たちの英語をよく聞いてみてください。ときどき自分の母国語の単語をそのまま英語の文に入れてしゃべっている場合があるのです。私の体験からですが、その子はスペインからの留学生でしたが、先生に「それはラテン語だね、英語ではこうだよ。」って直されていました。そのとき気づいたのです。イタリアの留学生もスイスの留学生もとても流暢?に英語を話しているのはそういうことだったのかと。でなければ彼女たちは上級クラスに入っているはずですから。 英語は歴史上さまざまな変遷を経て出来上がった言葉なのです。もともとイギリスの先住民は主にケルト語を話していました。しかしローマ帝国の侵入によりラテン語が入り、民族大移動に伴いアングロサクソン語が定着し、英語の原型ができました。キリスト教の浸透と共に再びラテン語やギリシャ語の影響を受けました。その後北欧のバイキングによって北欧語(スカンジナビア語)が侵入し、ノルマン人の英国征服によってフランス語が流入し、ルネッサンスの時代に再びギリシャ語とラテン語の影響を受け、宗教改革でドイツ語の影響も受けました。 (「英語の生い立ち」織谷 馨 著書による) といったぐあいに英語はさまざまな言語の影響を受けているので、同義語が多いという理由もわかります。それにヨーロッパからの留学生がすぐに英語が上手になるのもうなずけます。 中級者は語彙を増やしましょう。そしてイディオムを覚え使っていけるようにしましょう。 |
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