| 英 語 学 習 |
| 上 級者の勉強 |
| 中級と上級をどこで線を引くかというのはとてもむずかしいのですが、一つの目安として、英検なら準1級、TOEFLなら550点、TOEICなら750点ぐらいからでしょうか。それぞれのテストが重きをおいている点が異なるのではっきりとはいえません。またTOEFLで600点取っている人でも、スピーキングはあまりできない人もいますし、話せるからといっても英検が2級しか受かってない人もいます。 上級者は自分の気持ちを英語でかなり言い表すことができると思います。むずかしい単語や言いまわしを文の中に入れて話すこともできるでしょう。しかし英語ネイティブの人と話していると、やはり何を言ったのかわからないことがあります。それは彼らがスラングを使ったり、単語がその国独自のものだったりもするからです。 スラングは時代によっても変化します。私が留学しているときのことですが、ある先生が「美人が目の前を通ったとき、昔は”ハバ、ハバ”と言ったんだよ。」って教わりました。日本語で言うと’ヒュー、ヒュー’ってとこでしょうか。(うん!?そんなこと言わないって?)この表現は戦中戦後のころに流行った言葉らしいのですが、今はもちろん死語になっています。ホストファミリーにそんな表現があるのかと聞いたところ、うーん知らないなあっていわれました。たぶんその先生が育った地域だけに流行った言葉なのかもしれません。 聞いたこともないような単語が会話の中に混じっている場合、それはその国やその人が住んでいる地方独特の言葉であることもあります。たとえば、外国で日本の教科書を使って日本語を教えるとき、「火鉢(ひばち)」や「ざる」や「せみ」などと言う単語が出てきます。カナダには火鉢もないし、ざるもありません。夏になってもせみも鳴きません。また、日本語には鯖、鯨、鰻など魚偏の単語がたくさんあります。これは日本が海に囲まれているのでたくさんの種類の魚を目の当たりにするからです。それらの単語は日本では日常的に使われていますが、カナダでは存在しない単語なのです。 それから、聞きなれない単語や言い回しは、時代の新語や流行語であるかもしれません。たとえば日本語で「ガングロ」や「キレる」などは日本人ならほとんどの人が知っています。それらの言葉が文の中に入ってくるとわかりづらいです。 さて、上級者の勉強方法としては、新聞やニュースを常に見ることです。それらをコンビにして勉強すればかなり上達します。新聞を読んでわからない単語は辞書で調べておきます。そうするとニュースを聞いたときよく理解できます。また夕方のニュースを聞いてわからなかった言葉が、翌朝の新聞を読めば、ああそういうことを言ってたのかと理解できます。それとスラング、できれば最新のものを覚えていきましょう。英語の雑誌を読むのもいいと思います。また、テレビの人気番組もスラングを教えてくれますし、リスニングにはもってこいの教材となります。 言葉は幅広く、また奥深いものです。新語が現われたり、死語になったり。新しいイディオムが創り出されたりたり、消えていったり。単語や熟語の数も数え切れません。毎日英語に接することです。そのためには自分が興味あることを調べたり、また楽しみながら研究していけるように工夫しましょう。 |
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