今、アメリカはユタ州のソルトレーク・シティーでは冬季オリンピックが行われています。自分の限界に挑戦するスポーツマンにより、毎日いろいろなドラマが生まれています。これもスポーツは
nonfiction だからこそおもしろいのだと思います。
今日はアイスホッケーの準決勝2試合がありました。第一試合はカナダ対べラルースでカナダが勝ちました。第二試合はアメリカ対ロシアでアメリカが勝ちました。これらの試合を見ていると、オリンピックの趣旨がずいぶん変わってしまったと思います。というのは、オリンピックはアマチュア(nonprofessional)スポーツの祭典として、「参加することに意義がある」なんていわれてきましたが、このホッケーではアマチュアはほとんどプレーしていないからです。特にあさっての決勝戦は、アメリカ対カナダです。これらの選手は全員がNHLという北米のプロホッケーリーグのprofessionalの選手たちです。まるでNHLのオールスター戦のようなものです。また、フィンランド、スウェーデン、ロシアなどの強豪チームもほとんどがヨーロッパのプロリーグに所属しています。これではオリンピックに出場してもメダルを獲得する国が限られてしまいます。アマチュアがプロとメダル争いしても nonsense でしょう。
さて、オリンピックのあり方はさておき、nonfiction、 nonprofessional、 nonsense などの non について話しましょう。
nonfiction は、作りものでないドキュメンタリーの番組のことで、
non + fiction (創作、作り話)=nonfiction です。
nonprofessional は non + professional で、「プロでない」「アマチュアの」という意味ですね。略して「ノンプロ」ともいいます。
また、「ナンセンス」という言葉は non と sense が合体したものです。sense は「あることをするだけの価値や意義があること」をあらわします。したがって、nonsense は「価値がない、意義がない、無意味だ」ということです。
これでおわかりのように、non は not を表す接頭語です。しかし、non は un-, dis-, in-, il-, ir- より否定が弱く、一般に非難などの価値判断を伴いません。
|