大都市の交通手段には、車、バス、電車、それに、地下鉄があります。地下鉄は英語で、underground railway 、または subway といいます。残念ながらバンクーバーには地下鉄がありません。
さて、この subway をよくみると、sub と way に分けられると想像できませんか?way は「道」ですね。じゃいったいsub とはどういう意味があるのでしょう。他に sub が付く単語を考えてみると、submarine があります。submarine はご存知のように「潜水艦」ですね。marine (海)の下に潜る船です。
そうです。sub とは「下、下のほう」または、「次、副、やや」などの意味を表す接頭語なのです。だから、subway は「地面の下を通る道」で「地下鉄」となります。
sub は後にくる文字によって suc-,suf-,sug-,sum-,sup- などいろいろ変化します。
たとえば、あのチャーリー・チャップリンがよくしていた「ズボン吊りバンド」はサスペンダーと呼びますね。英語で書くと、suspender です。pend は hung (ぶら下げる)の意を表し、er は「〜するもの」という名詞に変える働きをします。
したがって、sus = sub ですから、「下に」+「ぶら下げるもの」でサスペンダーです。
バンクーバーにはキャピラノ・サスペンション・ブリッジという有名な観光地があります。このサスペンションはsuspend の名詞 suspension で、「つり橋」のことです。
同様に support も次のように考えることができます。
support = sup + port (運ぶ、または支える)
sup = sub なので、「下から支える」=「支える、支持する、養う」となります。
他にも例を挙げておきます。
succeed = suc + ceed (go 行く) 「下に+行く」 = 「物事が順に下のほうに起きていく」
=「上手くいく、成功する、出世する、継承する、後を継ぐ」
suffer = suf + fer (bear 耐える) 「耐える状態にある」
=「我慢する、苦しむ、(苦悩・災難を)被る」
suggest = sug + gest (carry 運ぶ) 「自分の意思を外に運び出す」
=「ほのめかす、暗示する、示唆する」
=「提案する」
summon = sum + mon (warn 警告する) 「ひそかに気付かせる」
=「(記憶・考えを)呼び起こす」
=「呼び寄せる、召喚する、召集する」
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