| コーヒー |
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| 人の名前は発音しにくい | ||
ときは1983年、わたしはカナダに留学していました。アパートのリビングルームに腰掛けてゴルフのハワイアンオープンを見ていました。 最終組でまわっていた青木選手は16アンダー。1組前でプレーしていたJack Renner 選手は17アンダーでホールアウトしていました。18番ホールはバーディーを取りやすいパー5。青木選手は2オンならず、まだピンから128ヤードも残していました。パーならRenner が優勝。バーディーを取ってもプレーオフ。テレビクルーは、テントの中でスコアのアテストをしていたRenner 選手が優勝するかもしれない、とインタヴューするために待ち構えていました。テレビにはトップでフィニッシュし満足げなRenner 選手が映っていました。 ところが間もなく、テレビから大歓声が聞こえてきたのです。Renner がテントの外をチラッと見ました。でも何が起きたかは見えませんでした。誰かが、青木が第3打をカップに放り込んだ、と伝えました。その瞬間Renner は片手をを額に持っていき、「Oh...Unbelievable!」(と言ったかどうかはわかりませんが)、と首を横に振っていました。誰の目にもそのショックがわかりました。 その後、第3打をピッチングウェッジで入れイーグルを奪い、にこやかに両手を上げて喜んでいる青木選手の姿が何度も放映されました。このショットは、ゴルフ史上でももっとも劇的な大逆転優勝として、今なお語り継がれています。 さて、長〜い前置きになりましたが、この優勝でAOKI 選手の名は一躍有名になりました。(その前年にも全米オープンで、あのジャック・二クラスとの優勝争いで名を売りましたが。)しかし、このときまではテレビのアナウンサーでも、AOKI のことを、「エイオキ」と発音していたのです。そして名前のほうのISAO は「アイセィオ」と呼ばれていました。(太字にアクセントがきます。) そういえば、今年大活躍したイチロー選手は、「イッチロー」でした。まあ、これくらいは仕方がないとしても、青木は「アオキ」であって、「エイオキ」では違いすぎますよね。 ところで、外国に住むと自分の名前に英語名を使う人がいます。つける名前は自分の名の頭文字を使ったり、一部を使ったりすることが多いようです。例をあげましょう。 「とおる」なら「Tom」、「ひろし」なら「Henry」、「なおこ」なら「Nancy」、「ひろこ」なら「Helen」。 「けんじ」なら「Ken」、「おさむ」なら「Sam」、「めぐみ」なら「Meg」のようにです。 「Ken」や「George」や「Naomi」のように英語にもある名前はそのまま使えていいですねえ。 しかし、自分の名前の一部を使おうとしても、どうしても考えつかない名前もあります。 私の名前は「よしのぶ」なのですが、「Y」で始まる英語名はないのです。ちょっと可愛い感じで、「Yo-yo」ってどうかなと思ってしらべてみたら、1.おもちゃのヨーヨー、2.俗語でバカ者ですって。いやー、いくらその通りだとしても、自分で自分をバカ者とは呼びたくないですもんね。 日本人の名前で「よし」がつくのはたくさんあります。「よしお」「よしのり」「よしあき」「よしゆき」「よしかず」「よしみつ」「よしひさ」「よしひで」「よしひろ」「よしとも」。。。私の友人や教え子の名前を思い出してもわんさかでてきます。外国に住むとこの人たちのほとんどが「Yoshi」を使うことになるでしょう。バンクーバーにも「Yoshi」というすし屋さんがありますし、ヘヤーサロンもあります。 カナダに住んでいて気づいたのですが、日系人は2世や3世の人たちは英語名を使用しますが、移民してきたばかりの人や留学生などはそのまま日本名を使っている人が多いように思います。でも、中国人や韓国人の多くの人がカナダに来るとすぐに英語名を使っているということです。これはどうしてなんでしょう?中国語や韓国語の発音が日本語より難しいのでしょうか?どなたかご存知の人がいれば教えていただきたいです。 | ||
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