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| = Alex のこと = | |||||||
| 最近、Alex が練習にも試合にも来ない。 マネージャーの Linda に連絡をとってもらっているのだが、先日、おじいさんが電話に出て、 「Alex は他にすることができて、忙しくなったので野球は辞めたと思う。」 といってたそうだ。 この子は私立の学校に通っている。その学校は学年末が近づくと、卒業式に向けての準備がいろいろあるそうだ。ちょうど野球の後半からプレーオフの期間に当たる。 学校の行事と重なって、野球に来られないのは仕方がない。しかし、ちょっと気に入らないのは、親のほうから練習や試合に参加できないと連絡してこないことだ。 私はいつも試合の前日にポジションや打順を決める。できるだけいろいろなポジションを守らせてあげたいし、誰がどこを守るか上手く組み合わせを考えて配置する。だから、連絡なしで休まれると困るのだ。 実は、Alex はうちのチームに選ばれたときから少し問題があった。初めての練習した日の晩、電話があり、チームに誰も知っている子がいないから、よそのチームに替えて欲しいと親から言われた。 まだ練習が始まったところなので、私自身としては彼が別のチームに入ってもどうでもよかった。 しかし、こういうことは私自身で決められない。 「ウエストバンクーバー・リトルリーグの運営委員長の Lynda に相談してみたら?電話番号はOOOXXXXです。」 4,5日たって、また、 Alex のお父さんから電話がはいった。 「Lynda に連絡がつかないんだ。どうしよう。」 「じゃ、Jeff、あなたがコーチとしてうちのチームを手伝えばどう?そうしたら Alex もお父さんがいるから安心して野球ができるんじゃない?」 ということで、急きょ Jeff にアシスタントコーチになってもらったのだ。 友達がいないからといって他のチームに移りたいと言いだすと、他の子も親友が別のチームにいるから替えて欲しい、ということになりかねない。ドラフト会議の意味もなくなってしまう。 野球の申し込み用紙にはコメントや希望を書く欄がある。中には「OO君と同じチームにして下さい」と記入した人もいる。そんな場合はドラフト会議のときに考慮している。でも、Alex の場合、何も書いていなかった。 サッカーのチームでこんなことが起こった。 あるチームには例の私立の学校の子が5,6人いた。私立の学校のクリスマスコンサートは盛大に行われる。準備にも時間をかける。したがって、サッカーの練習にも試合にも出られない。 そのチームは人数が足りなくて、1度、試合をキャンセルする羽目になったらしい。それでは、そのチームの他の子が迷惑する。 この子達は、まだ9歳か10歳だ。仲の良い友達といっしょにプレーしたい気持ちもわかる。でも、新しい友達を見つけることも大切だ。 「Alex のことは仕方がないね。彼らのほうから連絡してくるまで、もう電話しなくていいよ。」 と、うちのチームのマネージャーの Linda に話した。
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